
翌日、いつもと変わらない笑顔で、主人が出社していきました。
やっと一人になれたかと思うと、不思議と涙が溢れてきました。
「ママ ママ」と2歳の長男が近づいてきましたが、その涙を堪える事はできません
でした。
お昼になり、今日は何一つ家事が進んでいない事に気付きました。
一人で悩んでいても仕方がないので、女友達に電話する事にしました。
彼女は数年前に離婚した為、何かアドバイスしてもらえるかもしれないという期待が
ありました。
さすがに、いきなり主人の浮気を相談するのも何なんで、何分か世間話のような他愛
も無い話をしました。
「どうしたの?」どうやら普段の私と違う様子を察知してか、友達は何かあったのか
と聞いてきました。
昨日の事を言うと、「なんだ、健二くんも浮気してたんだ、あんな旦那さんが居て、
羨ましいな〜って思ってたのに・・・やっぱり男って同じだね!」と私の気持ちを察知
してか一緒に怒って見せてくれました。
「やっぱり、それって残業だって言って、女と会ってるんじゃないの?」と言われ、
今までの主人の行動を思い出してみました。
何度か、香水の匂いをさせて帰ってきた事がありましたが、会社の同僚とラウンジや
スナックで女の子から匂いが移ったと思っていましたが、実際は違うのかも・・・
友達と数時間話し一人になると、また色々と考えてしまいます。
「そういえば・・・」今日出社する時に、今日は残業で遅くなると聞いていた事を思い
出しました。
今は4時50分・・・確か、主人の会社の定時は5時30分のはず・・・
私は本当に残業なのか確認したくなりました。
とりあえず、買い物を済ませ、子供に食事をさせ、7時過ぎ主人の会社に電話をして
みました。
「旦那さんなら、今日は定時で帰られましたよ」
「・・・・そんな・・・・」その瞬間、主人への疑惑が確信へと変わりました。
私には残業だと言って、まさかメール女と会っているんじゃ・・・
その時、私に話しかけてきた長男に思わず「うるさい!」と叫んでしまい、泣かせて
しまいました。「なにやってんだろ・・・わたし・・・」
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